エケベリアの花芽には、葉っぱがついており、花芽の葉っぱを使って葉挿しをすることが可能!
当記事では、花芽についた葉での「葉挿しの方法」や「管理方法」を解説しています。
この記事で学べること
- エケベリアの花芽で葉挿しは可能
- 葉が小さいので、管理は難しい
- 花芽で葉挿しした結果・・・!
花芽についた葉っぱで葉挿しを行う
花芽の茎についている葉っぱを使って葉挿しをすることが可能です。
花芽の葉を使うメリットは3つあります。
- 葉っぱが採りやすい
- エケベリアの花は2月頃から咲くので、葉挿しのシーズン的に良い
- 効率よくエケベリアを増やすことができる
花芽の葉挿し
小さい株の花芽だと、葉が小さくて葉挿しに適さないこともあります。そのため、大きな株の花芽から葉を採取するのがおすすめです。
花芽での葉挿しの方法
ここからは、花芽についた葉を使った葉挿しの方法を解説していきます。
step
1花芽から葉を採取する
採取するコツは、横方向に葉を動かす。
手で軽く触れるだけで簡単に採れることもあります。
多肉植物は、花を咲かせると株が消耗するため、花芽を切るのが一般的。(実生や花を楽しみたいときを除く)
親株を大切にしたい場合は、花芽をカットするのがおすすめです。
step
2土に挿す
葉が小さいので、コツがいくつかあります。
- 葉が小さいため、目の細かい用土を使う
- 直射日光は避ける
- 根が出た後の水やり管理は少量頻回で行う
生長点を土に軽く埋めるようにして挿します。
土の上にばら撒いても発芽しますが、軽く埋めておいた方が発芽率が高くなります。生長点を土に埋めることで、湿度を保つ効果があるものと思われます。
葉が小さく、水を保つ力が弱いため、直射日光を避けて管理したほうが葉の体力を温存でき、根が出た後は少量頻回の水やり管理で対応します。
日光が強すぎたり、水やりが足らないと葉挿し失敗の原因となります。用土にピートモスやココピートなどを使用し、水持ちを良くするのもおすすめです。
step
3陽に当てつつ管理
芽が出たら、少しずつ陽に当てて管理します。
いきなり強い日に当てるのではなく、遮光をしつつ徐々に光に慣らしていきます。
直径1センチ程度の大きさに成長したら、植え替え(鉢上げ)を行っても良いでしょう。
効率よく増やせる
1本の花芽から5~10枚の葉っぱが採取できるため、効率よくエケベリアを増やすことができます。
葉挿しが好きな方や、たくさんの株を増やしたい方にはオススメの方法です。
最後にポイントをまとめておきます。
- 葉が小さいので、目の細かい用土を使うと良い
- 水やりは少量頻回
- 効率よくエケベリアを増やすことが可能