「お部屋に緑を増やしたいな」「可愛い多肉植物を育ててみたい!」
そう思ってエケベリアに興味を持ったあなた。でも、いざ育てよう!と思っても、
「種類がたくさんありすぎて、どれを選んだらいいかわからない…」 「植物を育てるのは初めて(もしくは久しぶり)で、枯らしてしまわないか心配…」
なんて、ちょっと不安に感じていませんか?
大丈夫です! エケベリアの中には、びっくりするくらい丈夫で育てやすい品種がたくさんあるんです!
今回は、たくさんのエケベリアを育ててきた私が、
「これならエケベリア初心者さんでも安心して育てられる!」
と自信を持っておすすめできる、丈夫で可愛くて、比較的手に入りやすい品種を10個、厳選してご紹介します!
この記事を読めば、あなたもお気に入りのエケベリアを見つけて、楽しく多肉ライフをスタートできるはずですよ♪
なんでエケベリアって人気なの? その魅力とは
まず、エケベリアが多くの人を惹きつける魅力って何でしょう?
- ロゼット状の美しい形: まるで花束みたいに、葉っぱが放射状に広がって重なる姿は、見ているだけで癒されますよね。
- 豊富な色と形: 緑色はもちろん、赤、ピンク、紫、白っぽい粉をまとったもの、葉の形も丸っこいのからシャープなものまで、本当にバリエーション豊か!コレクションしたくなる魅力があります。
- 季節による変化: 春夏秋冬、日光の当たり具合や気温によって、葉の色が微妙に変化するんです。その変化を発見するのも、育てる楽しみの一つ!
- ぷっくりとした葉: 乾燥に耐えるために水分を蓄えている葉は、見ているだけでなんだか和みます。
そんな魅力たっぷりのエケベリア、ぜひお家にお迎えしてみませんか?
まずは基本!エケベリアの育て方(超入門編)
おすすめ品種を紹介する前に、エケベリアを育てる上での基本的なポイントだけ、簡単にお伝えしますね。難しく考えなくて大丈夫!
置き場所
基本的に日当たりと風通しの良い場所が大好き!
ただし、真夏の強い直射日光は葉焼けの原因になることがあるので、少しだけ日陰になる場所(明るい日陰)が安心です。室内なら、窓際など明るい場所を選んであげてください。
水やり
これが一番のポイントかも!
土が完全に乾いたら、鉢底から水が流れ出るくらいたっぷりあげます。
葉っぱや中心の生長点にお水が溜まると蒸れて弱ることがあるので、株元にあげるのがおすすめです。水のやりすぎは根腐れの原因になるので、「乾いたらたっぷり」を徹底しましょう!
季節によって乾くスピードが違うので、土の状態をよく見てあげてくださいね。
土
水はけの良い土を使いましょう!市販の「多肉植物用の土」を使えば間違いなしと思いきや、そうでもなくて、おすすめは赤玉土や鹿沼土に花や野菜に使う培養土を混ぜる方法。
適度に栄養があり、水はけの良い土が作れるのでおすすめ。
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多肉植物の培養土の作り方。花と野菜の培養土を使用して、水はけの良い多肉専用培養土を作る
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鉢
人気なのはプレステラと呼ばれる鉢、もしくはA-25と呼ばれる鉢です。
A-25は多肉植物購入時についてくることもあります。どちらの鉢も安いですが、基本的にまとめ売りなので、最初はダイソーやセリアなどで鉢を探しても良いかも。
ポイントは、鉢底に穴が開いているものを選ぶこと。余分な水が抜けて、根腐れを防ぎます。
おすすめはダイソーの鉢です。
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【プレステラ代用品】ダイソーで売ってる「白い植木鉢」をレビュー。
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【いよいよ本題!】初心者さんにおすすめ!育てやすいエケベリア10選
お待たせしました!ここからは、特に丈夫で育てやすく、初心者さんにおすすめのエケベリアを10品種ご紹介します!
桃太郎 (ももたろう)
なんといっても葉先の「爪」と呼ばれる部分がピンク色に染まるのが可愛い!春秋によく生長し、比較的丈夫で育てやすい、定番中の定番です。
日当たりが良い場所で育てると、爪の色がより鮮やかになります。育てているうちに愛着が湧くこと間違いなし!
七福神 (しちふくじん)
古くから日本で親しまれている、とても丈夫なエケベリア(セクンダの一種とされることが多いです)。子株がたくさん出てきて群生しやすいのも特徴です。
とにかく丈夫!多少水やりを忘れても、少々日当たりが悪くても、元気に育ってくれることが多い、頼れる存在です。増えやすいので、育てる楽しみも倍増!
花うらら (はなうらら)
緑色の葉の縁が赤く色づくのが印象的。育てやすく、形も崩れにくい優等生です。春には黄色い可愛い花を咲かせます。
見た目も華やかで育てやすい!紅葉した姿は特に美しいので、色の変化を楽しみたい方にもおすすめです。
ローラ (Lola)
白粉をまとったような淡いピンク~ラベンダー色の葉が、ふんわりと重なる姿が上品で美しい人気品種。
見た目の繊細さに反して、比較的丈夫で育てやすいです。優しい色合いは、どんなお部屋にも馴染みやすいですよ。
チワワエンシス (Chihuahuaensis)
桃太郎と似ていますが、より葉が肉厚で、爪の赤みが強いのが特徴。こちらも人気の高い品種です。
桃太郎と同じく、育てやすさはお墨付き。コロンとしたフォルムと赤い爪のコントラストが魅力的です。
ブルーバード (Blue Bird)
名前のように、青みがかった美しい葉を持つエケベリア。葉はやや細長くシャープな印象です。
涼しげなブルーグレーの色合いが人気。比較的丈夫で、生長も感じやすい品種です。
ラウリンゼ (Laulindsa)
白い粉(ブルーム)をまとった肉厚の葉が、丸みを帯びてロゼットを形成します。ローラに似ていますが、より葉が広く丸っこい印象。
粉系のエケベリアの中では特に丈夫で育てやすいと言われています。優しい雰囲気で人気があります。
野ばらの精 (のばらのせい)
小ぶりで繊細な雰囲気を持つエケベリア(エレガンス系の交配種など)。子株を出しやすく、群生するととても可愛らしいです。
小さめなので場所を取らず、増やしやすいのが魅力。丈夫さも兼ね備えています。
デレンベルギー (Derenbergii / 静夜)
「静夜(せいや)」という和名でも知られる、小型で可愛いエケベリア。こちらも子株をたくさん出して群生します。
小型で育てやすく、増える楽しみがあります。寄せ植えなどにも使いやすいサイズ感です。
白牡丹 (はくぼたん)
実はエケベリア属ではなくグラプトベリア属(グラプトペタルム属との交配種)なのですが、見た目も育て方もエケベリアに近く、とにかく丈夫で入手しやすいので、あえてリストに入れました!
白い粉をまとったような葉が密に重なります。
驚くほど丈夫で、葉挿し(葉っぱから増やすこと)も簡単に成功しやすい!初心者さんの「増やす楽しみ」を最初に体験するのにもってこいです。
どこで手に入れる? 意外な穴場も!
さて、お気に入りのエケベリアは見つかりましたか?
これらのエケベリアは、比較的ポピュラーな品種なので、
- 園芸店
- ホームセンターの園芸コーナー
- 多肉植物専門店
- インターネット通販(楽天市場などでもたくさんのショップが出品していますよ!)
などで見つけることができると思います。
そして、もう一つ、意外な穴場としておすすめしたいのが、メルカリです!
メルカリでは、個人の方が趣味で育てたエケベリアの苗や、カット苗(茎や葉をカットしたもの。土に挿して根を出させる)、葉挿し用の葉っぱなどが出品されていることがあります。
- メリット:
- お店で買うより安く手に入る可能性がある!
- 珍しい品種や、お店ではなかなか見かけない大きさの苗に出会えることも!
- カット苗や葉挿しから育てるという、違った楽しみ方もできる!
もちろん、個人間の取引なので状態をよく確認する必要はありますが、掘り出し物を見つけるチャンスがたくさんありますよ! 「エケベリア」「多肉植物」などで検索してみると、たくさんの可愛い子たちに出会えるはずです。
これからメルカリを始めてみようかな?という方は、もしよければこちらの招待コードを使ってみてください。
招待コードを使うと、500円分のポイントがもらえるので無料で多肉植物ゲットのチャンス♪ (※時期によってキャンペーン内容は変わります)
招待コード → WVPEND
さあ、エケベリアのある暮らしを始めよう!
いかがでしたか? 今回ご紹介した10品種は、どれも本当に育てやすくて、エケベリアの魅力を存分に感じさせてくれる子たちばかりです。
「私にも育てられるかな…」という不安が、少しでも「育ててみたい!」というワクワクに変わっていたら嬉しいです。
最初は難しく考えすぎず、まずはピンときた子を一つ、お迎えしてみませんか?
きっと、その可愛らしさと健気さ、そして日々の小さな変化に、あなたも夢中になるはずです。