この記事では、多肉植物の葉挿しを最速で発芽、発根させる方法を解説します。
土を使わず、湿度を上げて発芽させる方法です。
この方法だと、土に挿したら成功しないであろう「萎びた葉っぱ」からも発根させることができます。
葉挿しを最速で発芽、発根させる方法
用意するもの
- 電子レンジ調理機 温野菜(ダイソーで売っている)
- 葉刺し用の葉
- 水
電子レンジで温野菜を作れる容器を用意します。
この温野菜容器はダイソーで販売されており、価格は税抜き100円です。
ザルとボウルのような「2層構造」と「フタ部分」が再現できれば別の容器でも問題ありません。フタ部分は透明なビニール袋や食品用ラップ等でも代用可能です。
ダイソーの温野菜容器なら、ザル、ボウル、フタの3つが100円という低価格で手に入るのでお勧めです!
あとは、「葉挿しに使う葉っぱ」と「水」があれば準備完了です。
葉挿しの手順
ここからは、葉挿しの手順を解説します。
step
1温野菜容器に水を入れる
水は「ごく少量」で大丈夫です。
水をたくさん入れると、葉が水に浸かって腐りやすくなります。
step
2ザルに葉を置く
ザル部分に葉を並べて容器を重ねます。
葉が水に浸かるようなら水量を調整してください。
step
3日陰に置いて発根、発芽を待つ
保管場所は直射日光の当たらない明るい日陰がベストです。
昼はフタを取り、蒸れを防ぎます。夜になったらフタをして湿度を高めると発根、発芽が早くなります。
冬の場合は、暖かい室内で保管すると発芽が早くなります。
冬以外の季節は屋外に置いておいても良いですが、直射日光を避けて日中はフタを取っておくのを忘れずに。
写真では2枚の葉っぱしか入れていませんが、20枚以上は入れることができます!
step
4頃合いをみて土に移植する
ある程度までは成長できるものの、限界があるため発根、発芽が確認できたら土に移植していきます。
土への移植が遅れると根が傷んだり、徒長したりします。なるべく早く土に植えてあげましょう。
土に栄養分を入れてあげれば、土からの栄養も吸収して、より早く成長してくれます。
葉挿しの成功率は?
この方法で葉刺しをすると、90%以上の確率で発根、発芽します。
土を使わないので、頃合いをみて土に移植する手間はありますが、省スペースで発根まで成長させることができます。
土に挿したら成功しないであろう「萎びた葉っぱ」からも発根させることができるため、「発芽するか分からないけど、もったいないから土に挿す」という作業をしなくても良いのもメリットです。
元気な葉っぱを土に挿して、萎びた葉っぱだけをこの方法で管理するのも良いかと思います。
最後にまとめ
- ダイソーの電子レンジ調理機 温野菜を使う
- 葉挿しの成功率は90%以上(我が家での観測)
- 省スペース、低予算での葉刺しが可能
土を使わないので、部屋も汚れず、省スペースで葉刺しができるのが最大のメリットだと思います。
発芽してきたら土に植え替えるのを忘れずに。
-
【成功率90%以上】多肉植物の葉挿し成功率を上げる方法を徹底解説
続きを見る