虹の玉 夏越し 失敗

多肉植物 復活方法

【ピンチ】夏の暑さでダメージを受けた虹の玉を復活させる方法。簡単な手順で元気に!

 

今回は、夏の厳しい暑さでダメージを受けてしまった「虹の玉」(学名:Sedum rubrotinctum)を復活させる方法についてご紹介します。

虹の玉の夏越しに苦戦している方も多いのではないでしょうか?

この記事では、簡単な手順で虹の玉を元気に復活させる方法をお教えします。

 

虹の玉が夏バテする原因

虹の玉 夏越し 失敗

▲夏バテどころじゃない

 

なぜ、虹の玉が夏の間にダメージを受けてしまうのか、その原因を理解しましょう。

  • 強い日差し
  • 高温
  • 水分不足
  • 過度の水やり

夏の強烈な日差しは、葉焼けの原因となります。遮光は必須。また、暑さで土が乾燥しやすくなり、水分不足に陥りやすくなります。

逆に、暑さに負けじと水やりを増やしすぎると、根腐れの原因になることも。

これらの要因が重なり、虹の玉は葉が数枚になったり、茎が伸びて葉が落ちたりと、元気をなくしてしまうのです。

 

遮光も大切で、我が家の大切な株は50%の遮光ネットを使用しています。近年の夏は暑すぎるため、遮光が必須です。午後4時ごろに霧吹きでクールダウンしてあげるのも効果的です。

【多肉の夏越し】午後4時の霧吹きをしてクールダウン。温度を下げて枯れないように育てるコツ

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虹の玉の復活方法

では、ダメージを受けた虹の玉を復活させる具体的な方法を見ていきましょう。

我が家のダメージを受けた虹の玉の状況は以下の通り。

  • 遮光なし(申し訳ない)
  • コンクリートに直置き(申し訳ない)
  • 雨ざらし(申し訳ない)

 

虹の玉 夏越し 失敗

これはひどい
シマエナガ
はりねずみ
こんな過酷な状況で何とか生き延びていたので、救出していこうと思います。

 

こうなる前の様子がこちら

虹の玉 夏越し 失敗

ちなみに、夏前の様子です。
シマエナガ
はりねずみ
葉っぱがもりもりだったのに、申し訳ない気持ちです。

 

step
1
状態の確認

虹の玉 夏越し 失敗

まず、虹の玉の現在の状態をよく観察します。

葉が数枚しか残っていない、茎が伸びて葉が無くなっている、全体的に元気がないといった症状が見られるはずです。

 

step
2
残った健康な部分の選別

虹の玉 夏越し 失敗

次に、まだ健康な部分を見つけ出します。

葉が残っている部分や、茎の先端部分などが挿し芽に適しています。

 

step
3
カット

虹の玉 夏越し 失敗

ハサミやカッターを使用して、健康な部分を5cm程度の長さでカットします。病気を防ぐために、カッターやハサミは消毒をしておいてください。

 

step
4
挿し芽

虹の玉 夏越し 失敗

カット部分を新しい用土に挿します。深さは1〜2cm程度で十分です。

多肉植物の専用土など、排水性の良い土を選びましょう。

 

今回は、赤玉硬質、鹿沼硬質、軽石をブレンドした土に市販の培養土を混ぜたものを使用。

虹の玉 夏越し 失敗

▲完成品がこちら

 

はりねずみ
セダムは肥料や水を好むので培養土を混ぜて水持ちを向上、培養土に含まれている栄養分で成長を促すという作戦です。

 

step
5
その後の管理

虹の玉 夏越し 失敗

挿し芽したら、明るい日陰に置きます。直射日光は避け、朝日や夕日程度の優しい光が当たる場所が理想的です。

挿し芽の直後は水やりを控えめにします。土の表面が乾いたら、霧吹きで軽く湿らせる程度にしましょう。

 

はりねずみ
軽く引っ張ってみて抵抗を感じるようになったら、発根のサインです。

 

虹の玉の夏越しのコツ

来年の夏を乗り越えるためのコツもお伝えしましょう。

  • 遮光
  • 風通し
  • 水やりのタイミング

夏場は30~50%程度の遮光ネットを使用し、強い日差しから守ります。風通しの良い場所で育てることで、蒸れを防ぎます。水やりは、夕方がベスト。セダムは水を好むので、たっぷり与えても大丈夫。

 

よくある質問

Q1: 虹の玉の葉が全て落ちてしまいました。復活の見込みはありますか?

茎が健康であれば、復活の可能性はあります。

適切な環境で管理すれば、新しい葉が出てくる可能性が高いです。

 

Q2: 挿し芽をしたのに根が出ません。どうすればいいですか?

根が出るまでには1〜3週間ほどかかることがあります。

焦らず、適度な湿り気を保ちながら、明るい日陰で管理を続けてください。

 

Q3: 虹の玉の色が鮮やかではありません。どうすれば良いですか?

虹の玉 夏越し 失敗

虹の玉の色は光の量や気温の影響を受けます。

夏は緑です。肥料が多くても緑色になります。逆に、夏でも肥料が切れて入れる場合は赤っぽく紅葉します。

 

虹の玉 夏越し 失敗

紅葉の全盛期は秋~春です。そのころに肥料が切れるように調整してあげると鮮やかな虹の玉を楽しむことができます。肥料が切れていなくても、気温が下がれbな紅葉しますが、どす黒い紅葉になって綺麗とはいえません。

 

はりねずみ
夏の間は緑色の虹の玉を楽しみ、秋~冬になったら鮮やかな虹の玉を楽しみましょう。

 

諦めないで!虹の玉は復活できます

虹の玉 夏越し 失敗

正しい方法で手入れすれば、虹の玉は必ず元気を取り戻せます。この記事でご紹介した方法を試してみてください。きっと虹の玉が生き生きとしてくるはずです。

多肉植物の中でも特に人気の高い虹の玉。その美しい姿が蘇り、一年中楽しめるようになれば、喜びもひとしおでしょう。ぜひ、虹の玉の復活に挑戦してみてください。

 

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