エケベリアを育てていると、非常に小さな苗(1~2ミリほど)を見つけることがあります。
葉挿しで発根失敗して小さいままの子や、カキコを小さいうちに取ってしまったなど…
根がない状態から、小さな苗を育てるのは難しく感じるかもしれませんが、適切な方法を用いれば、驚くほど簡単に復活させることができます。
今回は、エケベリアの小さな苗の根を生やす方法について詳しく解説していきます。
小さい苗を発見
▲小さな葉挿し苗
根っこが生えずに親の葉が枯れてしまいました。
原因はおそらく、日光が強すぎたこと。


必要な物を準備
まず、以下の道具を用意しましょう:
- 細かい用土(種まき培土など)
- 小さな鉢
- ピンセット(あれば便利!)
- 霧吹き(水やりに使います)

一番大事なのは土で、細かいものを用意するのがコツ。
粒の大きい用土を使うと発根ができません。
手順1:苗の準備
▲機能していない根を取り除いた
小さなエケベリアの苗を扱う際は、非常に繊細な作業が必要。
苗を注意深く観察し、茶色くなって機能していない根や葉があれば、清潔なハサミやピンセットで取り除きます。
取り除くことで根が生えやすくなります。


手順2:植え付け
▲土の上に置けばOK!
準備ができたら、以下の手順で苗を植え付けます
- 鉢やトレイに細かい用土を入れます。
- ピンセットを使って慎重に苗を挿します。
- 苗の周りの土をやさしく押さえて固定します。
- 水やりをします。
手順3:管理の仕方
植え付けが完了したら、適切な環境で管理することが重要です
鉢やトレイを日陰に置きます。直射日光は避け、明るい日陰が理想的。
室温は20~25℃程度に保ちます。極端な高温や低温は避けましょう。
湿度は50~60%程度が適しています。必要に応じて霧吹きで周囲に水を噴霧し、湿度を調整します。
手順4:水やり
▲キャップで水やりしました
水やりは発根の成功を左右する重要なポイントです。
植え付け直後は、ペットボトルのキャップ1杯分程度の水を与えます。霧吹きの場合は2~3回です。
その後は、土の表面が完全に乾いてから3日後くらいに水を与えるのが良いでしょう。
発根の過程
▲優木園さんのオルテガは救いたい!
エケベリアの小さな苗が根を出すまでには、通常2~4週間程度かかります。ただし、季節によって発根の速度は異なります。
- 春と秋:最も発根しやすい季節です。2~3週間程度で根が出始めることが多いです。
- 夏:高温多湿に注意が必要ですが、適切な管理をすれば1~2週間程度で根が出ることもあります。
- 冬:低温のため発根が遅くなります。4~6週間以上かかることもあるので、辛抱強く待つ必要があります。
注意点
エケベリアの小さな苗を育てる際は、以下の点に特に注意しましょう
夏の直射日光は厳禁です。葉焼けを起こし、枯死の原因となります。
過度の水やりは根腐れの原因となります。土の乾き具合をよく確認してから水を与えましょう。


発根後の管理
▲別の苗ですが、約2年後
無事に根が出たら、以下の手順で管理を続けます
- 徐々に日光に当てる時間を増やしていきます。
- 水やりの量を少しずつ増やしていきます。
- 2~3ヶ月程度経過したら、より大きな鉢に植え替えます。

まとめ
エケベリアの小さな苗を根から育てるのは、根気のいる作業です。大きな苗にするのに1~2年かかります。
しかし、適切な方法で管理すれば、驚くほど高い確率で成功します。
まとめると、
- 細かい土に挿して日陰で管理すると根が生える。
- 土に挿す前に茶色くなって機能していない根や葉を取り除く。
- 水やりはペットボトルのキャップで1杯分くらいでOK。
- 土が乾いたら3日後に水をあげる感じが良い。
- 冬は発根が遅い。
- 夏の直射日光はダメ。
これらのポイントを押さえて、辛抱強く育てれば、やがて美しいエケベリアに成長します。
ぜひ、この方法を試してみてください。
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